最終更新:2023.5.8
かぜ症状があるときの受診について
新型コロナウイルスの流行期であることを鑑み、当面の間、かぜ症状についての診察体制は以下のようにさせていただきます。
かぜ症状とは
- かぜ症状とは、急に始まった 発熱、のど痛・頭痛(耳痛、耳周囲痛)、鼻汁、くしゃみ、嗅覚・味覚異常、咳、体の痛み、倦怠感、呼吸困難感、嘔吐・下痢、などのいずれかです。
- かぜ症状が出始めた、再度悪化した時は、新型コロナウイルス感染症の可能性があります。
(厚労省によると、新型コロナウイルス オミクロン株の有症状感染者は発症後10日間は他人に感染させ得るとされています。) - 自己検査が陰性の場合で、インフルエンザも疑われるなど感染検査希望の際は、医療機関の受診もご検討ください。
- 水様性鼻汁や鼻づまりのみの場合も花粉症の受診についてを併せてご覧下さい。
- 耳鼻咽喉科として当院で通常診療対象としている多くの耳・鼻・咽・喉における急性期症状は、ほぼすべてがかぜ症状です。
特に「耳痛・難聴のみ」を自覚されている場合でも、実は耳の疾患ではなく、鼻やのどの炎症(鼻・副鼻腔炎や扁桃炎など)による場合もよく経験するところです。この点もご留意下さい。
特に明らかな外傷でない耳痛はかぜ症状と考えられます。
かぜ症状の受診について
- 5月8日以降は、新型コロナウイルス感染症の感染症法上の5類への変更に伴い受付・診療体制を若干見直し、時間予約優先制となります。
新型コロナウイルス感染者・濃厚接触者の自宅待機義務はなくなりました。学生/園児は学校長等の指示しだいとなります。
また、今後は新型コロナウイルスのPCR検査・抗原検査はご本人のご希望を優先します。 - 数日以内の発熱や倦怠感のあった方、咳症状のある方は、発熱外来対応か別室での診察とさせていただきます。
- 時間の予約なしに来院された際は、院外でお待ちいただいたり、日時を予約の上、再来院していただくことがあります。
- 受診時は必ず不織布マスクを着用の上、ご来院ください。 マスクを着用されていない方の受診はお断りさせていただきます。
ご協力のほどよろしくお願いいたします。
その他のかぜ症状についての診察体制
- かかりつけの方については、オンライン診療で必要最低限の診察や処方も可能です。
- 当面は、くしゃみや咳を誘発するような検査・処置やネブライザー治療は原則的に中止させていただいております。
- のどの違和感・声がすれ等に対してファイバー検査をご希望の場合は、事前にお電話でご相談ください。
小児・未就学児に対する診療体制
- かぜ症状(発熱や咳)のある、当院初めての未就学児童の診察は原則的に中止させていただいております。
まずは小児科を受診していただき、新型コロナウイルスの検査で陰性と判定された直後や、耳鼻科受診のご紹介のあった場合は診察させていただきます。 - 定期的に当院通院中の小児の場合はお電話でご相談ください。
週末・休日の発熱外来について
- 週末・休日で休み明けまで待てない場合は、 「埼玉県指定 診療・検査医療機関検索システム」 より対応可能な医療機関に連絡をお取りください。
嗅覚・味覚障害が出てきた方
- 嗅覚・味覚障害も新型コロナウィルス感染症の症状の一つとされています。
- 嗅覚・味覚障害が、他の症状や誘因もなく急に始まった場合はかぜ症状です。
- 嗅覚・味覚障害が始まって、2週間以上経っても回復しない場合は受診してください。